8 月 23rd, 2009
アート&サイエンスカフェシリーズトークVol.2開催します! フォルマント兄弟受賞記念トーク-フレディーの墓前にて-
前回から少し間が空いてしまいましたが、アート&サイエンスカフェシリーズトークの第2弾を開催することになりました!
今回はちょっと色が変わって、店長イチオシの作曲家チーム”フォルマント兄弟”さんの受賞記念トークです。
大阪や名古屋などで行われた人工音声でピザを頼むというパフォーマンスで観客の度肝を抜いたお2人の作曲家が明かす機械歌唱、そして新しい音楽のあり方とは?
ぜひぜひみなさまお越し下さい!

フォルマント兄弟映像:
・兄弟deピザ注文

・フレディーの墓/インターナショナル

フォルマント兄弟受賞記念トーク-フレディーの墓前にて-
・日時:9/12(土) 開場 18:30 開演 19:00
・会場:名古屋新栄カフェ・パルル
・入場料:1000円
・出演:フォルマント兄弟(三輪眞弘+佐近田展康)、吉岡洋
・お問い合わせ:as-cafe[at]mtsuzaka.org
■カフェ・パルル/cafe parlwr
〒460-0007 名古屋市中区新栄2-2-19 052-262-3629(カフェ)
●徒歩の場合 FLEXビルの前の道(広小路通り )を千種に向かって(東向き)歩き、2筋目を右にまがって、7、80メートルほど直進したところにある右手の白いマンション(新栄グリーンハイツ)の1Fです。
最寄り駅:地下鉄東山線「新栄町」2番出口
駐車場はございません。最寄りのコインパーキングをご利用ください。
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■アート&サイエンスカフェシリーズトークVol.2
アート&サイエンスカフェは店長:MAYUがそのときの旬の話題をセレクトし、様々なゲストさんと一緒にテクノロジーやサイエンス、アートやデザインについていろいろと考えてみるトークイベントです。
前回のアート&サイエンスカフェシリーズトーク Vol.1では、ラブドール:愛ちゃんをゲストにお招きし、人が人であるためのテクノロジーや機械と身体の関係、機械や人形に主体はあるのか?などについてお話しました。
そこでVol.2では実際に機械に歌を歌わせているフォルマント兄弟をお呼びし、受賞作品「フレディーの墓/インターナショナル」の「フレディー・M」はどのようにして生まれたのか、そしてどこへ行くのかを存分に語って頂きます。
「機械に世紀末の歌をうたわせる」ことを目指して、作曲家の三輪眞弘(兄)と佐近田展康(弟)によって1999年に結成されたユニット「フォルマント兄弟」。
代表作は自ら鍵盤連弾で人工音声を喋らせ、ピザが宅配されるライブパフォーマンスで観衆の度肝を抜いた"兄弟deピザ注文"、フレディー・Mが持つ声や身体性を徹底的に解析し、機械に歌わせることを足がかりに「録楽」という新しい概念を提唱した”フレディーの墓/インターナショナル”など。
今回はフォルマント兄弟がメディアアートの栄誉ある賞”プリ・アルスエレクトロニカ”のデジタル・ミュージック部門にて受賞されたことを記念し、受賞作品「フレディーの墓/インターナショナル」について京都大学教授:吉岡洋氏( 美学・情報芸術論)を交えてトークを行います。
出演者プロフィール:
■三輪 眞弘 (作曲家、情報科学芸術大学院大学教授)
1958年東京に生まれる。1974年都立国立高校入学以来友人と共に結成したロックバンドを中心に音楽活動始め1978年渡独。国立ベルリン芸術大学で作曲をイサン・ユンに、1985年より国立ロベルト・シューマン音楽大学でギュンター・ベッカーに師事する。1985年ハムバッヒャー国際作曲コンクール佳作、1989年第10回入野賞第1位、1991年「今日の音楽・作曲賞」第2位、1992年第14回ルイジ・ルッソロ国際音楽コンクール第1位、1995年村松賞新人賞、2004年オーケストラのための「村松ギヤ・エンジンによるボレロ」で芥川作曲賞、2007年音楽についての新しい概念「逆シミュレーション音楽」がプリ・アルスエレクトロニカ、デジタル・ミュージック部門でグランプリ(ゴールデン・ニカ)を受賞。さらに2008年美術家マーチン・リッチズとの共作「Thinking Machine」が同賞ハイブリッド・アート部門で佳作入選。2009年フォルマント兄弟として「フレディーの墓/インターナショナル」が再び同賞デジタル・ミュージック部門で佳作入選。著書「コンピュータ・エイジの音楽理論」、オペラ「新しい時代」、インスタレーション作品「またりさま人形」、作品集CD「赤ずきんちゃん伴奏器」、「東の唄」、「昇天する世紀末音楽」シリーズ、「新しい時代信徒歌曲集」「言葉の影、またはアレルヤ」などを発表し、多岐に渡る活動を続ける。旧「方法主義」同人。コンピュータ歌唱ユニット「フォルマント兄弟」の兄。IAMAS(情報科学芸術大学院大学)教授。
http://www.iamas.ac.jp/~mmiwa/
■佐近田 展康 (音楽家/サウンド・メディアアーティスト、名古屋学芸大学准教授)
音楽家、サウンド・メディア・アーティスト。近年は高いリアリティを持った歌声のリアルタイム合成に集中し、自ら改造ガスマスクと防護服を着用しパフォーマンスする「佐近田展康機械歌謡ショウ」公演を各所で行う。作曲作品では、トランペットと機械歌唱のための「機械ミッション」、ピアニストとソプラノ歌手がリアルタイムに人工音声を生成する「トワノコエ」などがある。その他、メディア・インスタレーション展覧会「watermachine」「AlterTV」、ソロCD「時計仕掛けのエルメス」(childisc/CHCD-022)、コンピレーションCD「高橋アキ/ためらいのタンゴ」(カメラータ/CMCD-28105)、「Room207」(Cirque/CQCD-007)など。
赤松正行とのユニット「ノイマンピアノ」では、プログラミング環境Maxに関する日本語解説書を過去4冊出版し、日本におけるメディア・アート・シーンを牽引する役割を果たす。近刊は「Maxの教科書」(2009年7月発売、リットーミュージック刊)。
現在、名古屋学芸大学メディア造形学部准教授。
http://web.mac.com/nsakonda/
■吉岡洋(京都大学教授)
1956年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業,同大学院博士過程修了、現在同大学教授。専門は美学・現代思想。主な著書に「情報と生命―脳・コンピュータ・宇宙」(室井尚と共著,新曜社,1993年)、「〈思想〉の現在形―複雑系・電脳空間・アフォーダンス」(講談社,1997年)をはじめ、雑誌「思想」「現代思想」「批評空間」その他に論文・エッセイなどを多数発表。「情報の宇宙と変容する表現」(角川書店,2000年)で対話的フィクションという形式による情報文化論を試みたり、KOSUGI+ANDO「とはずがたり」(ギャラリー16,京都,1988年)や,「BEACON」(中京大学Cスクエア,名古屋,1999年)には,テキストによる作品への「侵入」を行なった。
著書・訳書ともに多数。ウェブサイト「Space inCyberspace」(http://www.nk.rim.or.jp/~hyshk)では、発表された印刷物とは別にエッセイや物語を執筆・公開している.